7月9日はジェットコースターの日

遊園地で一番に目に留まるものと言えば、観覧車かジェットコースターですよね。私も最近遠くからですが、観覧車を撮影しました。観覧車は夜になるときれいに光るので写真映えもしますね。今回は、そんな観覧車ではなく、ジェットコースターの話をしたいと思います。
(サムネイルは撮影した観覧車の写真です。)
7月9日はジェットコースターの日
今から64年前の1955年後楽園遊園地が開園しました。そこで、初めて「ジェットコースター」という名前が付けられたのを機に、「ジェットコースターの日」と定められました。
いまでも「ジェットコースター」と言えば何のことかわかるくらい「ジェットコースター」が主流となっていますが、1955年に「ジェットコースター」と名付けられるまでは、「ローラーコースター」という呼び方が当たり前だったようです。
ちなみに後楽園遊園地は、「ジェット機」にちなんで「ジェットコースター」としたそうです。後楽園遊園地もここまで、名前が浸透するとは思っていなかったでしょうね。
日本でのジェットコースターの歴史
「ジェットコースター」という名前が主流になる前からの歴史を紹介します。
- 1890年(明治23年)上野に「ローラーコースター」上陸。
- 1925年(大正14年)多摩川園に「陸上波乗」という名で設置。
- 1952年(昭和27年)宝塚新温泉遊園地に日本で初めて常設されたローラーコースター「ウェーブコースター」が設置。
- 1953年(昭和28年)浅草花やしきに現存する日本最古のローラーコースター「讀賣ロケットコースター」が設置。
- 1955年(昭和30年)後楽園遊園地に「ジェットコースター」という名で設置。「ジェットコースター」の日の由来。
- 1977年(昭和52年)谷津遊園に、日本初360度回転する「コークスクリュー」が設置。
- 1988年(昭和63年)よみうりランドに世界記録の最高速度を誇る「バンデッド」が設置。
- 1996年(平成8年)富士急ハイランドに高さ、最高時速、巻き上げの長さ、最大落差世界一の「FUJIYAMA」が設置。
- 2000年(平成12年)ナガシマスパーランドに全長世界一の「スチールドラゴン2000」が設置。
- 2001年(平成13年)富士急ハイランドに最高時速世界一の「ドドンパ」が設置。
- 2006年(平成18年)富士急ハイランドに総回転数世界一の「ええじゃないか」が設置。
- 2011年(平成23年)富士急ハイランドに最大落下角度世界一の「高飛車」が設置。
時が経つにつれ、世界一の最高時速を持つジェットコースターも変わってきてはいますが、年々凄いジェットコースターを造ってきているのが分かりますね。日本にジェットコースターが上陸してから、約129年経ちますが、未だに愛されていることも分かります。
そんな物理の法則を使っているジェットコースターですが、最近では、テクノロジーの分野からも開発されています。どんなジェットコースターか想像つきますか?私はつきません。
ジェットコースターとテクノロジー
ジェットコースターは自分自身が乗り物に乗って体験するものですが、今は、ゴーグルをつけるだけで、ジェットコースターを体験することができるようです。これなら、遊園地に出向かなくても自宅でジェットコースターを体験することができそうですね。「ふわっっ…!!」としたジェットコースター独特の感覚は得られないですが…。
また、ゴーグルを装着しながら、ジェットコースターに乗ることで、現実とかけ離れた世界を体験できるようにもなってきているようです。宇宙に海底など、普段行くことができないところを上昇したり、落下したりしながら楽しむことができるようです。
これから、テクノロジーと組み合わさって、遊園地にも様々なアトラクションが生まれてくる可能性はあるのでしょうか。とても楽しみですね。
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