阿佐ヶ谷七夕祭り【はりぼて編】

今年は東京に来たということで、東京の様々な祭りを見に行くことができました。
夏祭りにも、盆踊りや、花火大会、屋台など、様々な種類の夏祭りがありました。
そんな中、8月4日は一味違う夏祭り、「阿佐ヶ谷七夕祭り」へ行ってきました。
阿佐ヶ谷七夕祭り
阿佐ヶ谷駅に降り立つと、提灯に大きく書かれた「阿佐ヶ谷七夕祭り」という文字が目に入りました。
「んっ?七夕って7月7日なのに、今ごろ七夕祭り?」と思った方はいませんか。私も同じことを思いました。
調べてみると、阿佐ヶ谷七夕祭りとは、新暦の七夕(7月7日)から月遅れの8月7日を中日として5日間行われる祭り(これが基本だが、土日などの関係で変更になる場合もある。)だそうです。
月遅れという言葉は聞きなれないですよね。
もともと、日本の年中行事は現在使われていた太陽暦である新暦ではなく、太陰太陽暦である旧暦を使用していたため、今の新暦でそのまま行事を行うと季節外れになってしまうということから、多くの行事で月遅れが使われているようです。
阿佐ヶ谷七夕祭りは月遅れにしていることで、少し季節外れに感じてしまいますが…。
はりぼてとは
阿佐ヶ谷七夕祭りの名物に「はりぼて」というものがあります。
「はりぼて」とは、「張り子」の事を指すようで、「張り子」とは、竹や木、粘土などで作った型に紙を重ねて貼り、十分に紙やのりが乾いた後に中の型を取ってできるもののことです。
阿佐ヶ谷祭りのはりぼて
結構手間がかかるように思えるはりぼてが、なんと大集合しているのが阿佐ヶ谷七夕祭りなのです。
本当にはりぼてなのかと目を疑う作品から、子どもたちのつくった可愛い作品まであったので見ていきましょう。
商店街に入ってすぐにあったドラえもんのはりぼてです。手作り感満載な感じがいいですね。
ツムツムでおなじみのミッキーマウスです。
お店の方たちが作ったのか、お店のイメージに合わせたはりぼてもありました。
銀河鉄道を思わせる巨大なはりぼて。汽車の車輪まで丁寧に作られていました。
可愛いイーブイのはりぼてもありました。
ポケモンのはりぼてが多く、ウソッキーもありました。これも結構な大きさです。
もちろんピカチューの可愛いはりぼてもありました。
2020年オリンピックに向けて、イメージキャラクターの「ミライトワ」と「ソメイティ」のはりぼてもありました。
絵本「おばけのてんぷら」に登場するおばけたちがたくさん。子どもたちがつくったはりぼてのようです。とても可愛いですね。
紙ではなく、ふわふわとしたもので作られたようなはりぼてもありました。これもはりぼてというくくりなんですね。
小学生が共同で作った、小学校のキャラクターのはりぼて。これも賞をもらっていました。共同作業で賞が貰えると達成感も十分に味わえますね。
ものすごく巨大なカブトムシ?のはりぼてもありました。なんとこれが銀賞だそうです、完成までにどれぐらいの時間がかかったのか気になりますね。
巨大なルパンの車です。とてもはりぼてには見えませんね。これが、今年の区長賞だそうです。
どうでしたか。様々なはりぼがあり、見ているだけでもお祭り気分を味わえます。他にも、ここでは紹介しきれないぐらいたくさんのはりぼてがありました。
阿佐ヶ谷地域全体の祭りに対する情熱が感じられますね。なんと今年は、66回ということで、歴史がある祭りだということが分かりますね。
阿佐ヶ谷パールセンター商店街HP http://www.asagaya.or.jp/tanabata/tanabata.html
このサイトより、年代のはりぼて入賞作品も見られますので、ぜひ見てください。そしてはりぼての世界を楽しみましょう。
写真集
今回紹介した写真だけを掲載した、こんなページも作ってみました。良かったら見てみてください。
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