出店が100店並ぶ諏方神社例大祭

私が写真を撮りに行くイベントを探すときには、東京都のイベントで検索をしています。
今回は出店100店という目を疑うような祭りがありましたので、本当に100店も出店がでているのか確認も兼ねて、西日暮里の諏方神社で開催されていた諏方神社例大祭に行ってきました。
諏訪神社とは
諏方神社例大祭の前に、諏訪神社とは何か少しお話したいと思います。
実は諏訪神社は全国に約25,000社あります。25,000社ある中の総本社が長野県の諏訪湖の近くにある諏訪神社です。
全国各地にある諏訪神社ですが、東京だけでも11の諏訪神社があります。今回の諏方神社はその中の1つです。
全国の諏訪神社では、夏に例大祭を行っており、東京でも、今回行った西日暮里の諏方神社だけでなく、新宿や立川、八王子などでも例大祭が行われていたようです。
地域によって、祭りの様子も異なっているようなのでいろんな場所の諏訪神社例大祭に行き、違いなども見つけられるといいですね。
諏訪神社と諏訪神社
ここまで読んでいて気づいた方もいると思いますが、「諏訪神社」と「諏方神社」の2種類の書き方をしています。たんに私が変換ミスをしているわけではありませんよ。
全国でも諏訪神社の「訪」の字を「方」にしている神社は珍しく、その中の1つが、西日暮里にある諏方神社なのです。違う名前にしたかったとか、自分のとこだけは一緒にしてほしくないとか、そういう理由ではありません。
本来は「諏訪」の字ではなく、古来表記である「諏方」が使われるそうです。現在残っている元禄時代に描かれた軸にも「諏方大明神」と記されているようです。
昔は約25,000社ある諏訪神社も「諏方」という字を使っていたようですが、いつごろからか、「諏訪」に変わってしまったため、現在「諏方」を名乗る神社が珍しくなっているということなのです。
同じ神様を祀る神社なのに、少しややこしいですね。
約100店舗が並ぶ諏方神社例大祭
さて、お目当ての屋台が100店あるかどうかですが、結論から言うと、出店の数は本当に多かったです。
多すぎて数える気が起きなかったので本当に100店あったのかは不明ですが、それぐらいあったように思います。
祭りのメインとなる諏方神社境内はもちろん、参道まで続く道路にも所狭しと屋台が並んでいました。
緑鮮やかな冷やしきゅうり。河童ではないですが、暑い夏に口に運びたくなるものです。
こちらは夏祭りでは珍しいほたてやサザエ。夏祭り、しかも海が近くない場所でこんなにおいしそうな海の幸が食べられるとは贅沢ですね。
網に乗せて焼いているところがまた、おいしそうです。
今や夏祭りの定番となってきている牛串です。どこに行ってもおいしそうに見えます。
こちらも夏祭りの定番ですが、普通のチョコバナナとは変わっていました。食べるのがもったいないですね。
赤色がとても映えている、大、中、小と並んだりんご飴。
美味しそうですが、大きい丸ごとのリンゴは食べるのが大変そうです。
シャーピンと呼ばれる食べ物もありましたよ。
ちなみにこんな感じの食べ物です。味が想像できないですね。
ちなみにシャーピンとは中国の家庭料理で、漢字では「餡餅」と書きます。
肉と野菜のを混ぜ合わせた餡を小麦粉で出来た生地で包んで、平たく伸ばし油で焼いた物だそうです。餃子みたいな感じでしょうか。
こちらはもちもち肉巻き。中はもち米がはいっているそうです。香ばしい匂いがしておいしそうでした。たれも味噌や塩など選べます。
こちらも夏祭りの定番になりつつあるイカ焼きです。いつ見ても食欲をそそられます。
見た目がインパクトのあるこちらはトルネードポテト…。だったと思います。
くるくると長くつながったポテト。食べている人がいましたがとても食べにくそうでした。写真映えはしますが…。
この出店では、焼き鳥を売っていました。夏祭りの出店とは思えないほど、たくさんの部位が用意されています。
そして、注文されてから、焼いてくれます。
外であつあつの焼き鳥が食べられるのはいいですね。
こちらは今にも溢れそうな大盛りの焼きそば。他の店と比べたらお得感がしますね。
このように本当にたくさんの屋台が並んでいました。全て紹介することはできませんでしたが、まだまだおいしそうな食べ物がたくさんありました。
食べ物だけでなく、くじ屋さんやスーパーボールすくい、金魚すくい、射的など、子どもたちにも楽しめる屋台もたくさんありました。
神社のお祭りというと、厳かな感じがしますが、このお祭りはとても楽しめるお祭りでした。来年はどんな屋台が軒を連ねるのかとても楽しみですね。
写真集
今回紹介した写真だけを掲載した、こんなページも作ってみました。良かったら見てみてください。
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