10月11日は任天堂より3DSが発表された日

皆さんは、最近どんなゲームをしていますか。スマホでどこでもできるアプリでしょうか。
私は今、3DSでポケモンをすることにはまっています。公園で遊ぶ子どもたちに、「今は、Nintendo Switchの時代だよ!」と言われてしまいそうですが、3DSも面白いんです!
というかポケモンが面白いんです。ゲームが苦手な私でもできる手軽さと中々クリアさせてくれない迷路のようなダンジョン。
ということで、今回は私がはまっている、3DSについてのお話です。
10月11日は3DSが発表された日
私のように、2019年現在でもゲームをしている人がいる3DSですが、発表されたのはなんと9年前の2010年10月11日です。そして翌年の2011年2月26日に発売されました。
一部の人には8年以上も愛され続けているようですね。
3D映像が楽しめる3DS
2011年に発表された3DSですが、コンセプトは、「持ち歩く、響きあう、毎日が新しい」で、キャッチコピーは、「メガネがいらない3DのDS」だったようです。
3Dと言えば、当時は、メガネをかけて立体の映像を楽しめる3D映像が人気を博しました。映画館や、テーマパークなどで、次々に3Dが登場したのを覚えています。
そんな3Dをメガネなしで楽しめるという機能をDSに備えて発売されたのが3DSなのです。2011年以前に発売されたDSは出荷台数が国内だけで累計3,299万台と、大人気だったので、その人気ゲーム機に3D機能を備えれば人気が出るのは間違いないですよね。
人気がでるまでに時間がかかった3DS
人気が出ると予想されていた3DSですが、予想とは反対に売り上げが伸びず任天堂は悩まされたそうです。売り上げが伸びなかった理由には、以下の4つが挙げられます。
- ローンチタイトルが任天堂からは1つだけ
- 発売価格が25,000円と高額
- PlayStation Vita発売
- 東日本大震災の影響
ローンチタイトルが任天堂からは1つだけ
ゲーム機の発売となると注目なのがローンチタイトルですよね。以前、ゲームボーイの記事を書いたときにもローンチタイトルについて触れました。
3DSのローンチタイトルはどんなソフトだったのでしょうか。
- nintendogs + cats(任天堂)
- レイトン教授と奇跡の仮面(レベルファイブ)
- 戦国無双 Chronicle(コーエーテクモゲーム)
- スーパーストリートファイターIV 3D EDITION(カプコン)
- リッジレーサー3D(バンダイナムコゲームス)
- ウイニングイレブン 3DSoccer(コナミデジタルエンタテインメント)
- コンバット オブ ジャイアント ダイナソー3D(ユービーアイソフト)
- とびだす!パズルボブル 3D(スクウェア・エニックス)
ゲームボーイのときは、ローンチタイトルは4つだけでしたが、3DSともなると、2倍の8つのソフトが発売されました。
しかし、見ても分かる通り、任天堂からは1つだけしか発売されなかったようです。
任天堂と言えば「マリオ」や「ゼルダ」が人気ですが、その人気ゲームのソフトが同時に発売されないということで、ファンはがっかりしたようです。
発売価格が25,000円と高額
DSの価格は1万8900円だっため、3DSの価格も注目されていました。しかし発表された価格は25,000円と高額でした。
任天堂側は、DSに3D機能がつき、さらには3D撮影ができるカメラ、すれ違い通信、「すれちがいMii広場」、「ARゲームズ」などの内蔵ソフトがあるため、25,000円でも売れるだろうということでの価格設定だったようです。
PlayStation Vita発売
同じ年の12月に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから発売されたPlayStation Vita(PSVITA)も、3DSの売れ行きが伸びなかった1つの理由だとされています。
PlayStation Vita(PSVITA)は、PlayStation Portable(PSP)の次世代型ゲーム機で、コンパクトで性能もいいということで、今でも人気があります。そんなPSVITAの値段はWi-Fiモデルが24,980円と3DSとほぼ同じ価格でした。同じ価格なら高性能の方を選びたいですよね。
東日本大震災の影響
最後の要因としては、2011年最大のニュースでもある、「東日本大震災」が起こったことです。
3DS発売後、約2週間後に東日本大震災は起こりました。こうなるとゲームをしている場合じゃないですよね。
売り上げ改善策に1万円の大幅値下げ
様々な要因が重なって売り上げが伸びなかった3DSですが、発売から半年後の2011年8月11日に、1万円の大幅値下げを行い15,000円で販売することが発表されました。25,000円で買った人は相当な怒りを覚えたようですが…。
値下げしたことにより、売れ行きも伸び、2019年現在までに出荷数は、日本だけで2,518万台、世界では7,508万台となりました。
2019年6月をもってソフトの発売が終了
紆余曲折あった3DSですが、今年2019年の6月をもって、新規ソフトの発売が終了しました。
今後は新しいソフトがでることはありませんが、既存のソフトでも十分楽しめるので、まだまだ楽しんでいきましょう。
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