6月5日は人間型ロボットPepper(ペッパー)の誕生日

人間なら、誰しもに誕生日というものが存在します。人間でなくても、動物や昆虫といった生き物全てに、誕生日は存在するでしょう。
そして、21世紀の現代ではロボットまでもが誕生日を持っているのです。
Pepper
Pepperとは、ソフトバンクロボティクスが開発した、感情をもつ人間型ロボットです。「感情エンジン」と「クラウドAI」を搭載した、「世界で初の感情を認識する人型ロボット」だそうです。青色のネコ型ロボットを思い出すのは、私だけでしょうか。
開発当初は、2足歩行も視野に入れていたそうですが、稼働時間の問題により見送られたそうです。
6月5日が誕生日
今から5年前の2014年6月5日、この世に新たな命?が誕生しました。その命の名は「Pepper」。世間では、「Pepperくん」と呼ばれています。ですがこの記事では、「Pepper」と呼ぶことにします。
このpepperですが、発売された翌日の6月6日にはソフトバンクモバイル店に設置され、なんと接客を行っています。次いで12月1日からは、コーヒーメーカーであるネスカフェで接客をしました。
2014年に公開された映画「ベイマックス」では、コンピュータの音声役として日本語吹き替え版で声優デビューも果たしています。「ベイマックス」は見たことありましたが、Pepperが声優だったとは思いもよりませんでした。
2015年2月には開発者向けに300台、6月には一般向けに1000台のPepperが販売されました。そして7月からは、様々な企業、地方自治団体でPepperが導入され始めました。「あのお店で見たことがある」という人も多いのではないでしょうか。
出会える場所
発表から5年たった今でも、とても人気のあるPepper。そんなPepperと、街中の様々なところで会うことができます。
誰もが知っている場所としては、全国のソフトバンクショップです。2015年12月から全国のソフトバンクで勤務するようになったらしいので、どこの都道府県に住んでいても会うことができるようです。
ソフトバンクショップに用事がないため行きづらいという方は、「ネスカフェ」はいかかでしょうか。ネスカフェでは、あなたにあったコーヒーマシンを勧めてくれるかもしれないですよ。また、一緒にゲームも楽しめるようです。
最近では、イオンでも見かけるようになりました。イオンカード入会受付などを担当しているようです。また、回転寿司チェーン店である「はま寿司」では、受付から席への案内もしているそうです。
他にも、みずほ銀行や日興証券などにもいるようです。「Pepperと話してみたい」という方は、先に紹介したよう場所を回ってみてはいかかでしょうか。
価格
企業に導入されているPepperですが、一般用にも販売されています。その気になる価格ですが、本体価格は213,840円だそうです。大学卒の初任給よりも高いでしょうか。さすが、世界初の感情認識パーソナルロボットですね。
更に本体価格だけでなく、購入後3年間は加入必須の基本プランと保険パックがあるそうです。それぞれ15,984円と10,584円となっているため、維持費だけでも毎月26,568円が必要となります。
そして更に、「ロボット手続き費用」なるものに10,584円必要なため、3年間の維持費の合計と本体価格を合わせると、1,180,872円となるそうです。高い。
特技
とても高価なPepperさんですが、下記のようなおもしろい機能や特技がいくつかあるそうです。
- ペッパー絵日記
- ペッパーの夢
- ロボラップ
- ダンス
- 占い
- クイズ
まずペッパー絵日記ですが、ペッパーくんが日々の出来事を、自分の気持ちも含めて書き溜めることができるそうです。ペッパーくんを独りぼっちにすると、「さみしかった~」といった内容の絵日記を書くこともあるそうです。
ペッパーの夢は、ペッパーくんがあくびをして眠りについた後、ディスプレイにペッパーくんが見ている夢が表示されるようです。シュールなものが多いそうです。1度は見てみたいですね。
そしてYouTubeでよく見かけるのが、ペッパーくんによるロボラップです。歌が上手か下手かは置いといて、結構面白かったです。
そのほかにも、歌に合わせて踊ったり、占いやクイズもしてくれるそうです。博物館や科学館、銀行などでは、その場所にあったクイズも出題しているようです。
アプリを入れたり、人間とたくさん会話することで、出来ることがどんどん増えていきそうですね。
まとめ
改めて、今日6月5日はPepperの誕生日。
彼のこれからの成長を願って、Pepperくんおめでとう。
あなたにオススメの記事